フジミインコーポレーテッドの年収は愛知県トップクラス!将来性のある事業内容にも注目

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    今回は、愛知に本社をもつウエハ研磨材のトップメーカーであるフジミを紹介します。

    動画で解説

    フジミインコーポレーテッドの企業紹介

    フジミインコーポレーテッドの企業紹介

    フジミは1953年に設立されました。東証プライム市場に上場しています。

    売上高は376億円です。

    事業内容は研磨材の開発・製造・販売を行っています。

    従業員は連結1,110人で、愛知県清須市に本社を構えています。

    フジミインコーポレーテッドの業績

    フジミインコーポレーテッドの業績

    フジミの業績について見ていきましょう。

    直近10年の売上高、営業利益、営業利益率の推移を示しています。

    近年は、半導体の微細化や積層化によってウエハプロセス中に何度もCMP工程が入ることで、研磨材の需要も拡大しています。

    そのため、フジミも順調に業績を伸ばしています。

    フジミインコーポレーテッドの歴史

    フジミインコーポレーテッドの歴史

    フジミの歴史について紹介します。

    1950年に創業者の越山照次さんが愛知県名古屋市に不二見研磨材工業所を設立しました。設立当初は、光学レンズを磨く研磨材などの開発を行っていました。

    1957年、ソニーからの依頼でトランジスタラジオ用ゲルマニウムウエハを研磨するための研磨材の供給を開始しました。このことが、現在においても主力事業である半導体業界へ進出するきっかけとなりました。

    1990年代前半になると、半導体メーカー各社が半導体プロセスにCMPを採用し始めました。フジミもCMP研磨材の研究開発に着手し、1995年に参入しました。

    フジミインコーポレーテッドの事業領域

    フジミインコーポレーテッドの事業領域

    現在では、全体の売上の52%がCMP用研磨材となっています。

    CMP用研磨材は2016年から8期連続で最高売上高を更新するなど、非常に好調です。

    次にシリコンウエハを製造する際に使用する研磨材が32%、機能材・溶射材が14%、ハードディスクなどの製造で使用する研磨材が2%です。

    CMPスラリーとは?

    CMPスラリーとは?

    CMPスラリーについて説明します。

    CMPは研磨材微粒子を含むコロイダル溶液(スラリー)を流しながら、回転する研磨パッドにウエハを押し付け、化学的反応と機械的反応によって表面を平坦化する工程です。

    研磨したい材料の性質を理解した上でスラリー材料の設計が必要となり、高度な技術が求められます。

    研磨材にはシリカ(SiO2)やアルミナ(Al2O3)などが用いられます。

    近年の半導体チップはウエハ上に多層の配線が積みあがっています。回路を積層するためには絶縁膜や配線を平坦化するCMP工程が必要で、素子構造が複雑になるほどCMPの回数も増えていきます

    その結果、CMPスラリーの消費量も増えることになります。

    フジミインコーポレーテッドの強み

    フジミインコーポレーテッドの強み

    またフジミはシリコンウエハ製造で使用する研磨材として圧倒的な地位を築いています。

    左のグラフは、シリコンウエハの世界出荷量を示しています。長期にわたり市場規模が拡大していることが分かります。

    このシリコンウエハ製造の工程であるラッピング、仕上げ前ポリッシング、仕上げポリッシング材のシェアはそれぞれ92%、59%、84%と非常に高く、フジミの一人勝ち状態となっています。

    フジミインコーポレーテッドの開発・製造拠点

    フジミインコーポレーテッドの開発・製造拠点

    フジミの開発・製造拠点を見ていきます。

    拠点は愛知県に3つ、岐阜県に6つと、愛知県と岐阜県に集中しています。

    名古屋まで電車で15分程度とアクセスもよく、非常に住みやすい環境です。

    岐阜県各務原市の先端技術研究所では、フジミの基盤技術強化だけでなく、5年先、10年先を見据えた新規事業の研究開発を行っています。

    また、東京に事務所があります。

    フジミインコーポレーテッドの年収

    フジミインコーポレーテッドの年収

    フジミの年収を見ていきましょう。

    フジミの平均年収は815万円です。日本人の平均年収は461万円であることから、高収益企業にふさわしい年収が用意されていると言えます。

    平均勤続年数は13.7年、平均年齢は42.4歳です。

    こちらのデータは、本体採用の791人のデータとなります。

    またフジミは愛知県年収ランキングにおいて、常に上位に位置しています。

    2023年には賞与11ヶ月分が付与され、トヨタ自動車を大きく引き離して2位にランクインするなど、社員への還元もしっかり行っている企業です。

    採用情報

    採用情報

    最後にフジミの採用状況を見ていきます。

    左側のグラフは従業員数の推移を示しています。従業員数は年々増加傾向であり、採用に積極的です。

    右側のグラフは、全従業員に対する中途採用者の割合を示しています。全従業員の57%が中途入社者であり、前職での経験を活かせる職場環境が用意されていることがうかがえます。

    まとめ

    今回は、フジミについて紹介しました。

    長期的な成長が続くCMPスラリーとシリコンウエハの研磨材に強みを持つ企業です。

    「成長産業である半導体業界に身を置いて、自分自身も成長していきたい。」
    「年収が高く、自分の頑張りに報いてくれる企業に行きたい。」

    そのような方はぜひフジミへの入社をご検討ください。

    また、最先端の技術を取り扱っている企業は、求人情報を公開してしまうと、社内のどこにリソースを集中しているか分かってしまうため、ほとんどが非公開求人となります。

    具体的な求人情報を知りたい方はぜひ半導体Jobエージェントにお問い合わせください。

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