タツモの将来性を解説|岡山が誇るグローバルニッチトップ企業

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    今回は、岡山県に拠点を持つタツモの将来性について解説します。タツモが何を作っている会社なのか、どのような強みをもっているのかを分かりやすく説明していきます。

    また、半導体関連企業であるJASM(TSMC熊本)の年収ディスコの年収レーザーテックの年収については以下記事で解説していますので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。

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    タツモの企業概要

    タツモの企業概要

    タツモは1972年に設立されました。東証プライム市場に上場しています。

    売上高は282億円です。

    事業内容は、半導体製造装置、搬送ロボットなどの開発・製造・販売を行っています。

    従業員は1,156人で、岡山県岡山市に本社があります。

    タツモの業績

    タツモの業績について見ていきます。

    下図は直近の売上高、営業利益の推移を示しています。

    タツモの業績

    パワー半導体向け装置の需要が堅調で、右肩上がりに業績を伸ばしています。

    直近の営業利益率は11.8%です。

    日本の製造業の営業利益率の平均は4%と言われているため、かなりの高収益企業であることが分かります。

    タツモの歴史

    タツモの歴史を紹介します。

    タツモの歴史

    1972年に関連企業の企画推進部門から設計担当者3名で独立し、タツモが設立されました。当初は電子機器部品の製造、設備の修繕を主な業務としていました。

    タツモ【龍雲】は創業者に所縁のあった僧侶の名前に由来しています。龍は雨を呼び、田畑を肥やし恵みをもたらす偉大な存在であったと考えられており、そのような会社でありたいと命名されたようです。

    1980年には、半導体製造用全自動レジスト塗布装置を開発し、半導体分野に進出しました。当時はアメリカ製のレジスト塗布装置が主流でしたが、故障も多く、故障を直すためにアメリカからサービスマンに来てもらうために時間もかかる状況でした。回転の遠心力による微細なゴミを出さない独自のレジスト塗布装置は世界中の半導体メーカーから注文が来るようになりました。

    1994年には現在でも大きな事業の柱となっているウエハ搬送装置を開発しています。

    事業セグメント売上高比率

    タツモの事業セグメント別の売上高比率を下図に示します。

    事業セグメント売上高比率

    プロセス機器事業が79%となっており、タツモの主力事業であることが分かります。プロセス機器事業の中には、搬送機器や洗浄機、コーターなどが含まれています。

    その他、めっき処理装置などを作っている表面処理用機器事業が16%、小さい部品を輸送や保管する際に使用するエンボスキャリアテープなどを手掛ける金型・樹脂成型事業が5%となっています。

    タツモの将来性

    ここからは、タツモの将来性について説明します。

    タツモの将来性①:グローバルニッチトップ

    タツモはグローバルニッチトップの製品を複数持っていることから、将来性が高いと言われています。

    タツモの将来性①:グローバルニッチトップ

    具体的な事例としては、薄型基板の仮接合・剥離装置が挙げられます。半導体プロセスの複雑化に伴い、薄型化されたウエハの強度を保つため一時的に支持基板に貼り合わせる必要が出てきます。

    特にタツモは成長著しいパワー半導体向けの貼合・剥離装置に強みを持っており、世界シェアは9割と圧倒的な地位を築いています。

    また、厚膜塗布に特化した塗布・現像装置などにも強みを持っています。

    大手製造装置メーカーが比較的手掛けないところを狙って成功している事例が多数あることが、タツモの将来性の高さを表しています。

    タツモのようなグローバルニッチトップ企業は、半導体業界には多数存在します。半導体業界に転職を検討されている方は半導体業界特化の転職エージェントである半導体Jobエージェントにお問い合わせください。半導体業界に精通したキャリアアドバイザーがあなたのご希望に沿った求人をご案内します。

    タツモの将来性②:開発体制の強化

    タツモは開発体制の強化に力を入れているため、将来性が高いと言われています。

    タツモの将来性②:開発体制の強化

    タツモは開発リソースを集約させるため、2019年に岡山県井原市から岡山市に本社を移転しました。

    また、2020年には子会社のアプリシアテクノロジーを吸収合併しています。アプリシアテクノロジーは洗浄装置やリン酸再生装置、スラリー供給装置などを手掛けており、タツモの半導体製造装置と共通する点も多く、シナジーが期待できます。

    このような開発体制の強化により、タツモのグローバルニッチトップの地位がさらに高まることが期待できます。

    タツモの将来性③:積極的な新規開発

    タツモは新規開発にも積極的であることから、将来性が高いと言われています。

    タツモの将来性③:積極的な新規開発

    例えば接合関連では、MEMSウエハ(材質Si)とCAPウエハ(材質Siやガラス)をレーザー照射で接合する技術を開発しました。

    またナノインプリント関連ではSCIVAXと業務提携を行い、ナノインプリント全自動量産装置を手掛けるなど新規開発も積極的に行っています。

    このように、将来への投資も積極的に行っていることから、タツモは将来性が高いと言われています。

    タツモの国内開発拠点

    タツモの国内拠点を見ていきます。

    タツモの国内開発拠点

    本社・開発拠点は岡山県岡山市にあり、製造拠点は岡山県井原市に工場があります。

    山陽新幹線が停車するJR岡山駅や、岡山空港からも近く、交通アクセスは不便がありません。

    また、岡山市は中国・四国地方で2番目に大きな都市であり、生活環境も充実しています。

    タツモの年収

    タツモの年収を見ていきましょう。

    タツモの年収

    タツモの平均年収は654万円です。日本人の平均年収は461万円であることから、高い給与水準であることが分かります。

    平均勤続年数は16.7年、平均年齢は44.8歳です。

    これらのデータは本体採用の382人のデータとなります。

    実際に2024年の岡山県の平均年収ランキングでは4位に位置しており、給与水準の高さがうかがえます。

    今後のタツモの将来性を考えると、年収の面でも期待できる企業です。

    採用状況

    最後にタツモの新卒・中途入社の割合を見ていきます。

    採用状況

    新卒入社者が47.3%に対して、中途採用での入社者が52.7%であり、中途入社の従業員が半数以上在籍していることが分かります。

    前職でのスキルを活かせる環境が用意されていると言えます。

    選考のハードルは確かにありますが、グローバルニッチトップ企業で他社が真似できない技術に携わりたいという方はぜひチャレンジいただきたい企業です。

    まとめ

    今回はタツモについて紹介しました。

    「前職の経験を、将来性のある企業で発揮したい。」
    「年収が高く、自分の頑張りに報いてくれる企業に行きたい。」

    そういう方はぜひタツモへの入社をご検討ください。

    また、最先端の技術を取り扱っている企業は、求人情報を公開してしまうと、社内のどこにリソースを集中しているか分かってしまうため、ほとんどが非公開求人となります。

    具体的な求人情報を知りたい方は、半導体業界特化の転職エージェントである半導体Jobエージェントにお問い合わせください。

    半導体業界は技術分野が多岐にわたるため、業界を深く知ったエージェントが強みを発揮する分野です。

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