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半導体業界16年で技術も業界も熟知している
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大阪に本社を置く空調総合メーカーとして高い人気を誇るダイキン工業。本記事では、ダイキン工業の企業概要や将来性について解説していきます。
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ダイキン工業の企業概要

ダイキン工業の設立は1934年で、東証プライム市場に上場しています。
売上高は4兆3,953億円です。日本企業売上高ランキングで35位に位置する、日本を代表する企業といえます。
空調・冷凍機、化学などの開発・製造・販売を行っています。
従業員は98,162人で、大阪府大阪市に本社があります。
ダイキン工業の業績

ダイキン工業の業績を見ていきます。上図は過去10年の売上高、営業利益の推移を示しています。
売上高は年々増加しており、この10年で2倍以上になっています。市場競争力を高めるために海外企業のM&Aを行いながら、売上規模を増やしてきました。
直近の営業利益率は8.9%となっています。日本の製造業の営業利益率の平均は4%であることを考えると、ダイキン工業は高収益企業であることが分かります。
ダイキン工業の歴史

ダイキン工業の歴史について紹介します。
大阪砲兵工廠で技術者として勤務していた山田晃が、1924年に大阪金属工業所を設立したことがダイキン工業の始まりです。創業当初は、飛行機用のラジエーターチューブなどを生産していました。
1933年にフロン式冷凍機の研究を開始。1935年には日本初となるフロン生産に成功し、空調領域に参入していきました。現在のダイキン工業の強みであるフッ素化学研究のスタートでもありました。
1980年には半導体用ドライエッチング剤の販売を開始しました。高純度で高品質なダイキン工業のフルオロカーボンガスやフッ酸溶液は、現在でもあらゆる半導体工場で使われています。
事業セグメント売上高比率

ダイキン工業の事業セグメント売上高比率を上図に示します。
住宅用や業務用空調事業が全体売上の92%を占めており、ダイキン工業の主力事業となっています。
化学事業は6%であり、半導体プロセス向けのエッチング剤やフッ素樹脂などを扱っています。
ダイキン工業の将来性
ここからは、ダイキン工業の将来性について紹介します。
ダイキン工業の将来性①:グローバルNo.1企業

ダイキン工業は、グローバルNo.1企業であることから、将来性があると言われることがあります。
上図は、ダイキン各国のシェアと近年の主な買収案件を示しています。
オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールなどのアジアオセアニア地域を中心に、住宅用・商業用・業務用のそれぞれの分野でエアコンのシェア上位を確保していることが分かります。グローバルNo.1の地位を築けた理由は、海外企業の積極的なM&Aと、それぞれの地域に合わせた柔軟なマーケティング戦略です。
特にOYLインダストリー(マレーシア)とグッドマン(アメリカ)の買収は、ダイキン工業のその後の海外戦略に影響を与える大型買収でした。
マーケティングにおいては、国や地域によって気候や文化が異なるため、それぞれの地域に合わせたエアコンの販売戦略を設計する必要があります。例えば、ベトナムは細長い家が多いため、強い風で遠くまで冷気を届けるエアコンが必要です。また、インドネシアでは家が小さく電力の供給量が少ないため、消費電力の少ない小さなエアコンが求められます。電気代が高いフィリピンでは電気代がセーブできるインバーターエアコンでないと売れないなど、それぞれの国や地域に合わせた製品開発が必要になります。
このような地道な製品開発を行うことにより、ダイキン工業はグローバルNo.1の地位を築いていきました。
ダイキン工業以外にも、半導体業界にはグローバルNo.1企業が多数存在します。半導体業界への転職を検討されている方は、ぜひ半導体業界特化の転職エージェントである半導体Jobエージェントにお問い合わせください。
ダイキン工業の将来性②:大きな成長が見込まれる事業領域

ダイキン工業は大きな成長が見込まれる事業領域を扱っているため、将来性が高いと言われることがあります。
ダイキン工業が手掛ける空調業界の需要は、2050年までに現在の3倍にまで成長すると言われています。
また前述した通り、エアコンは他の家電と異なり国や地域によって求められる製品の性能がバラバラのため参入障壁が高く、今後のダイキン工業の将来性を考える上で大きな要因となりえます。
ダイキン工業の将来性③:研究開発への投資

ダイキン工業は、研究開発への投資をしっかり行っていることから将来性が高いと言われることがあります。上図は、ダイキン工業の研究開発費の推移を示しています。年々研究開発費を大きく増やしていることがよくわかります。
設備投資にも積極的で、欧州で伸びているヒートポンプ暖房の増産投資や、インドでの事業拡大などを進めていく予定です。
冷暖房の機能以外にも、「集中力を上げる空気」「よく眠れる空気」「ワインの熟成にふさわしい空気」「生鮮食品を運ぶコンテナにふさわしい空気」など、空気の可能性を広げる研究なども行っています。
空調市場の拡大が続く中、積極投資をおこなって強みをさらに伸ばすダイキン工業は将来性が高いと言えます。
ダイキン工業の勤務地

ダイキン工業の勤務地を見ていきます。
大阪府には本社、江坂ビルの他、製造拠点である淀川製作所、空調機の開発・製造拠点である堺製作所などがあります。
淀川製作所内には、ダイキン工業の研究開発に携わる技術者700名が集結しているテクノロジー・イノベーションセンターがあります。
また、滋賀製造所はルームエアコンの一貫生産工場です。
鹿島製作所はダイキン化学事業の関東での生産拠点として、フッ素樹脂及び化成品などを生産しています。
ダイキン工業の年収

ダイキン工業の年収を見ていきましょう。
ダイキン工業の平均年収は772万円です。日本人の平均年収は461万円であることから、かなり高い給与水準であることが分かります。
また、平均勤続年数は14.0年、平均年齢は38.0歳です。これらのデータは本体採用の7,654人のデータとなります。
近年の平均年収の推移を確認すると、安定して高年収が付与されていることが分かります。
ダイキン工業の採用情報

最後にダイキン工業の採用状況について見ていきます。
ダイキン工業は企業規模が大きいこともあり、採用人数も非常に多いことが分かります。その中でのキャリア採用比率は毎年20%前後であることが多いです。毎年100名近くの方がキャリア入社されていることになります。
今後さらなる成長の期待がされている企業のため、選考のハードルは確かにありますが、しっかりとした準備ができていれば十分に転職が可能な企業といえます。
まとめ
今回はダイキン工業について紹介しました。いかがだったでしょうか?
「前職の経験を、将来性のある企業で発揮したい。」
「年収が高く、自分の頑張りに報いてくれる企業に行きたい。」
そういう方はぜひダイキン工業への入社をご検討ください。
また、最先端の技術を取り扱っている企業は、求人情報を公開してしまうと、社内のどこにリソースを集中しているか分かってしまうため、ほとんどが非公開求人となります。
具体的な求人情報を知りたい方は、半導体業界特化の転職エージェントである半導体Jobエージェントにお問い合わせください。
半導体業界は技術分野が多岐にわたるため、業界を深く知ったエージェントが強みを発揮する分野です。
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