日東電工に将来性はある?独自の経営スタイルを貫くグローバルニッチトップ化学メーカー

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    日本を代表する高機能材料メーカーの日東電工。本記事では、日東電工の企業概要や将来性について解説していきます。

    半導体関連企業であるJASM(TSMC熊本)の年収ディスコの年収レーザーテックの年収については以下記事で解説していますので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。

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    日東電工の企業概要

    日東電工の企業概要

    日東電工の設立は1918年で100年以上の歴史を持っている企業です。東証プライム市場に上場しています。

    売上高は9,151億円です。

    事業内容は、大きく3つに分かれています。日常生活・産業用途で使用されるテープや保護フィルムなどを手掛けるインダストリアルテープ事業、ディスプレイの偏光板などを扱うオプトロニクス事業、水質改善のためのメンブレン製品やメディカル製品を扱うヒューマンライフ事業です。

    従業員は27,426人で、大阪府大阪市に本社を構えています。

    日東電工の業績

    日東電工の業績

    日東電工の業績を見ていきます。上図は、過去10年の売上高、営業利益の推移を示しています。

    多少の波はあるものの安定して高利益を出していることが分かります。日東電工の製品は1万点以上あり、様々な業界の製品を扱っています。そのため、特定の業界に偏ってないことから安定して好業績を出すことができています。

    近年では自動車向け製品は伸び悩んだものの、データセンター向けの回路材料やタブレット端末向けの光学フィルムが好調であり、会社全体でしっかりと利益を残しています。

    直近の営業利益率は15.2%です。

    日本の製造業の営業利益率の平均は4%と言われているため、かなりの高収益企業であることが分かります。

    日東電工の歴史

    日東電工の歴史

    日東電工の歴史を紹介します。

    1918年に日東電気工業が東京大崎に設立されました。当時、第一次世界大戦により国外からの材料調達が困難となる中、電気機器に欠かせない電気絶縁材料の国産化が主な目的でした。

    その後、東京大崎工場が戦災で焼失したため、本社を大阪茨木に移して再スタートしています。

    1957年には日東電工独自のマーケティング手法である三新活動が始まりました。「新用途の開拓」、「新製品の開発」、「新需要の創造」の三つの「新」を追求することで、市場に対し先手を打つことで、あらゆる業界の顧客の期待に応えていくという考え方です。

    1989年にはグローバルニッチトップ戦略がスタートしました。グローバルニッチトップ戦略とは、世界的に成長・変化するマーケットを見極めて、日東電工が優位性を発揮できる分野を特定して世界トップシェアを狙う戦略です。「Global Niche Top」は1990年代半ばに日東電工が打ち出し、2002年に日本で商標登録もされており、日東電工の成長を支える経営戦略となっています。

    事業セグメント売上高比率

    事業セグメント売上高比率

    上図は、日東電工の事業セグメント売上高比率を示しています。

    スマホやパソコンで使用される光学フィルムや回路材料を取り扱うオプトロニクス事業が全売上の50%を占めています。また、テープやシール材などを扱うインダストリアルテープ事業が37%と売上比率が大きく、日東電工の主力事業であることが分かります。

    その他、次世代医薬の主役として注目されている核酸医薬などを扱うヒューマンライフ事業が13%となっています。

    日東電工の将来性

    ここからは日東電工の将来性について紹介します。

    日東電工の将来性①:グローバルニッチトップ

    日東電工の将来性①:グローバルニッチトップ

    日東電工はグローバルニッチトップ戦略を展開しており、顧客のニーズにささる製品を幅広く展開しているため、将来性が高いと言われることがあります。

    例として半導体向け製品を紹介します。

    熱剥離シートであるリバアルファは、常温では粘着力があり、加熱するだけで簡単にはがすことができる粘着シートです。剥離開始温度も様々なラインナップがあります。半導体プロセスの複雑化に伴い、ウエハの仮接合などで重宝されています。

    また、ダイシング時に使用するダイシングテープは、紫外線を照射すると粘着力が低下する特殊なテープが主に用いられています。ダイシング後に紫外線を照射して、チップをピックアップしやすくするために使用されます。

    このように顧客の細かなニーズにマッチした製品を他社に先駆けて生み出し、高い市場シェアを確保するグローバルニッチトップ戦略を持つ日東電工は、将来性が高いと言えます。

    日東電工の将来性②:幅広い製品ラインナップを支える三新活動

    日東電工の将来性②:幅広い製品ラインナップを支える三新活動

    日東電工は、幅広い製品ラインナップを有しているため将来性が高いと言われることがあります。

    事実、日東電工は全部で1万点以上の製品を有しています。日東電工の製品が使われている業界は、エレクトロニクス、自動車、住宅、インフラ、医療、環境など幅広く広がっており、1つの事業に偏っていないことは、安定した経営基盤を作る上で重要な要素となっています。

    この幅広い製品ラインナップを支えているのが、50年以上にわたり日東電工が推進してきた三新活動と呼ばれる独自のマーケティング戦略です。

    既存製品を起点として、「新用途」として使えないか?「新技術」が使えないか?「新需要」を生み出せないか?と考える活動が三新活動です。

    この日東電工が編み出した三新活動は、現在では世界各国の経営学部やMBAでも学ばれているほど有名な考え方となっています。

    このように、幅広い製品ラインナップを持ち、さらに三新活動でそのラインナップの拡充を継続的に進めている日東電工の将来性は高いと言えます。

    日東電工の将来性③:新規事業を生み出す企業文化

    日東電工の将来性③:新規事業を生み出す企業文化

    日東電工は、新規事業を生み出す企業文化があるため将来性が高いと言われることがあります。

    2020年から始まった新規事業創出大会「Nitto Innovation Challenge(NIC)」には、全社から毎年1,000件以上のエントリーがあるほどの盛り上がりを見せています。年々エントリー数は増えており、2024年の大会ではなんと過去最高の1,563件のエントリーがありました。

    最終プレゼンでは、事業化の可能性が感じられるテーマに審査員が札を上げて投票を行います。黄色の札は「研究開発部門でテーマの事業化支援を行った後、自部門で受け入れる」、青色の札は「自部門で引き受ける」を意味しています。アイディア創出だけにとどまらず事業化へ進める仕組みもしっかりしています。

    大企業の豊富なリソースとベンチャー気質のマインドが両立している日東電工は、非常に魅力的な環境と言えます。

    このように自分のアイディアを形にして、世界中で使われる製品を生み出す仕組みを持つ企業は、半導体業界にはたくさんあります。半導体業界は技術革新のスピードが速く、新しい市場を生み出すことができるチャンスにあふれているからです。

    そのような新規事業創出に積極的な企業に転職を検討されている方はぜひ半導体Jobエージェントにお問い合わせください。半導体業界に精通したキャリアアドバイザーが、あなたの経験と希望にマッチした求人をご案内します。

    日東電工の国内拠点

    日東電工の国内拠点

    日東電工の勤務地を見ていきます。

    事業所ごとにメインで扱っているテーマが分かれており、東北事業所(メディカル事業)、関東事業所(基盤機能材料事業)、豊橋事業所(基盤機能材料事業)、亀山事業所(ICT事業)、滋賀事業所(メンブレン事業)、茨木事業所(全社技術)、尾道事業所(情報機能材料事業)となっています。

    その中でも、半導体向けの機能材料は、関東事業所、豊橋事業所、亀山事業所などで扱っています。

    どの事業所も都心へのアクセス性がよく、生活基盤が整っており、子育てなどにも適したエリアと言えます。

    日東電工の年収

    日東電工の年収

    日東電工の年収を見ていきましょう。

    日東電工の平均年収は762万円です。日本人の平均年収は461万円であることから、かなり高い給与水準であることが分かります。

    平均勤続年数は12.6年、平均年齢は40.8歳です。

    これらのデータは本体採用6,610人のデータとなります。

    また手厚い福利厚生が用意されています。家賃補助では、独身寮ならば自己負担は15%のみ、社宅は20~50%の自己負担で住むことができます。

    日東電工の採用情報

    日東電工の採用情報

    最後に、日東電工の採用状況について見ていきます。上図は、日東電工の近年の新卒採用とキャリア採用の人数の推移を示しています。

    年々採用人数は増加傾向にあり、採用に非常に積極的であることが分かります。特に2021年からはキャリア採用にも力を入れており、2023年には51%がキャリア採用で入社しています。

    実際に2021年からキャリア採用に力を入れているという点は、会社の公式見解で言われており、今後ますますキャリア入社のチャンスが広がることが予想されます。

    まとめ

    今回は日東電工について紹介しました。いかがだったでしょうか?

    「前職の経験を、将来性のある企業で発揮したい。」
    「年収が高く、自分の頑張りに報いてくれる企業に行きたい。」

    そのような方はぜひ日東電工への入社をご検討ください。

    また、最先端の技術を取り扱っている企業は、求人情報を公開してしまうと、社内のどこにリソースを集中しているか分かってしまうため、ほとんどが非公開求人となります。

    具体的な求人情報を知りたい方は半導体業界特化の転職エージェントである半導体Jobエージェントにお問い合わせください。

    半導体業界は技術分野が多岐にわたるため、業界を深く知ったエージェントが強みを発揮する分野です。

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