ローツェの将来性を解説!独創的な製品を生み出す企業カルチャーと生産体制が強み

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    今回は、「世の中にないものを作る」を合言葉に、独創的な製品を生み出すローツェを紹介します。

    ローツェの企業概要

    ローツェの企業概要

    ローツェは1985年に設立されました。東証プライム市場に上場しています。

    売上高は645億円です。

    事業内容は、半導体・FPD関連装置、ライフサイエンス関連装置、モーター制御機器などを扱っています。

    従業員は連結4,026人で、広島県福山市に本社があります。

    ローツェの業績

    ローツェの業績

    ローツェの業績について見ていきましょう。

    直近10年の売上高、営業利益の推移を示しています。

    直近10年でも非常に大きな伸びですが、実はローツェは創業以来36年に渡って年平均21.47%の成長率で発展してきた企業です。

    直近の営業利益率は脅威の25.9%となっています。

    ローツェの歴史

    ローツェの歴史

    ローツェの歴史について紹介します。

    半導体絵師増装置メーカーのエンジニア経験を持つ創業者の崎谷文雄さんが、モーターを制御する新しいコントロールの仕組みを見出し、自ら会社を立ち上げたことが設立のきっかけです。

    社名のローツェは、エベレストのすぐ南に位置するヒマラヤで2番目に高い山の名前から付けられました。業界トップの顧客に寄り添い、「縁の下の力持ち」になるような製品で支えていくという決意が込められています。

    1987年にはウエハ搬送用クリーンロボットを開発しました。当時ウエハはベルト搬送がメインで発塵が問題でした。駆動部をアルミで保護しており、極力発塵を抑えたロボットは世界中から引き合いが来るまでになりました。

    1996年には、ベトナムに生産工場を建設しました。現在でもメインの生産拠点はベトナムとなります。

    ローツェの事業領域

    ローツェの事業領域

    ローツェの事業領域について説明します。

    半導体関連装置は全体の91%を占めており、メインの事業となっています。製品としては、搬送ロボットやアライナ、ロードポート、さらにはEFEMや真空プラットフォームなどがあります。

    その他、FPD関連装置が4.3%、分析装置が3.6%、ライフサイエンス関連装置が1.4%、モーター制御装置が0.2%、部品修理などが7.0%となっています。

    ローツェの将来性

    ここからは、なぜローツェが将来性のある会社と言われるのか説明します。

    垂直統合型生産体制で顧客の期待を超える

    垂直統合型生産体制で顧客の期待を超える

    ローツェの独創的で高品質な製品を生み出している理由の一つに垂直統合型の生産体制が挙げられます。

    製品に関わるコア技術(機械構造、制御ユニット、センサ類)から、それらをコントロールするソフトウエア開発まで、自社グループで研究・開発・設計を行っています。

    川上から川下まで自社で一元管理することで妥協のない高品質な製品を顧客に届けることができる体制が整っており、ローツェが将来も期待できると言われる理由の1つです。

    個人の成長を促進するカルチャー

    個人の成長を促進するカルチャー

    次に、技術力の高い社員を育成する企業カルチャーが挙げられます。

    特許出願時の報奨金だけでなく、販売された製品の利益額に応じた報奨金が追加されます。そして、業務の改善アイディアが採用された場合は表彰金をもらうことができます。

    さらに、新卒・中途採用に限らずグループ最大の工場があるベトナムでの海外研修が用意されており、配属先に必要な知識を深めると同時にグローバルに働く感覚を身につけることができます。

    また、TOEICスコアが100点上がるごとにお祝い金が出たり、希望の部署への異動を支援して社員のやりがいや成長を促すフリーエージェント制度が用意されています。

    このように会社の将来を担う社員の成長をバックアップする制度がある点も、ローツェの将来性があると言われる理由です。

    グローバルな事業展開

    グローバルな事業展開

    またローツェは、グローバルに事業展開をしている点も非常に魅力です。日本市場だけでなく、海外市場の成長を取り込むことができるためです。

    日本向けは8%であり、海外売上比率は92%となっています。

    その中でアジアが57%、北米が30%、ヨーロッパが5%となっています。

    特にアメリカ、台湾、中国などの受注が非常に伸びており、将来性が期待できます。

    ローツェの国内開発・製造拠点

    ローツェの国内開発・製造拠点

    ローツェの国内開発・製造拠点を見ていきます。

    勤務地は本社のある広島県福山市がメインとなります。

    福山市は、広島県で2番目に人口が多い市です。山陽新幹線の停車駅もあり近隣へのアクセスもよく住みやすい都市として知られています。

    熊本県にある九州工場はJASMやソニーセミコンダクター、東京エレクトロンと隣接しており、半導体関連企業が集まっている地域です。

    横浜事業所は、自動化システムの販売及びメンテナンスを担当しています。

    ローツェの年収

    ローツェの年収

    ローツェの年収を見ていきましょう。

    ローツェの平均年収は984万円です。日本人の平均年収は461万円であることから、高い給与水準であることが分かります。

    平均勤続年数は16.1年、平均年齢は43.7歳です。

    これらのデータは本体採用の240人のデータとなります。

    平均年収の推移を見てみると、会社の業績の伸びに合わせて平均年収も高くなっている傾向が分かります。

    今後のローツェの将来性を考慮すると、年収の面でも期待ができる企業です。

    採用情報

    採用情報

    最後にローツェの採用状況を見ていきます。

    こちらのグラフは近年の採用人数の推移と、新卒採用・キャリア採用の人数を示しています。

    キャリア採用従業員比率は54%であり、前職でのスキルを活かせる環境が用意されていると言えます。

    選考のハードルは確かにありますが、「世の中にないものを作る」という会社の理念に共感いただける方はぜひチャレンジいただきたい企業です。

    まとめ

    今回はローツェについて紹介しました。

    いかがだったでしょうか?

    「独創的な技術を開発して、世界中の企業から認められる製品を作りたい。」
    「年収が高く、自分の頑張りに報いてくれる企業に行きたい。」

    そういう方はぜひローツェへの入社をご検討ください。

    また、最先端の技術を取り扱っている企業は、求人情報を公開してしまうと、社内のどこにリソースを集中しているか分かってしまうため、ほとんどが非公開求人となります。

    具体的な求人情報を知りたい方はぜひ半導体Jobエージェントにお問い合わせください。

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