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半導体製造装置と精密測定機器の2つの大きな事業領域を持つ東京精密を紹介します。半導体製造装置では、複数の半導体プロセス工程で強みを持っています。
半導体関連企業であるJASM(TSMC熊本)の年収、ディスコの年収、レーザーテックの年収については以下記事で解説していますので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。
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東京精密の企業概要
東京精密の設立は1949年で、東証プライム市場に上場しています。
売上高は1,347億円です。
事業内容は、半導体製造装置と精密測定装置の製造・販売を行っています。
従業員は2,658人で、東京都八王子市に本社があります。
東京精密の業績
東京精密の業績を見ていきます。下図は、過去10年の売上高、営業利益の推移を示しています。
生成AI向けの半導体製造装置の需要増などから、業績は右肩上がりに伸びていることが分かります。
直近の営業利益率は18.8%です。
日本の製造業の営業利益率の平均は4%と言われているため、かなりの高収益企業であることが分かります。
東京精密の歴史
東京精密の歴史を紹介します。
1949年に東京精密工具が設立されました。創業当初は切削工具などを製造していましたが、精密加工技術と測定技術の研究を重ね、精密測定機器分野へと進出していきました。
1964年には日本初のプロービングマシンを開発しています。当時、国内のすべての半導体メーカーに納入されるほど時代のニーズをとらえた製品でした。
2001年にはコーポレートブランド「ACCRETECH」を制定しました。Accrete(共生)とTechnology(技術)の合成語でGrow Togetherという意味で、東京精密の企業理念が表現されています。
事業セグメント売上高比率
東京精密の事業セグメント売上高比率を下図に示します。
半導体製造装置事業が74%で、東京精密の主力事業です。半導体製造装置の中には、後で説明するように、CMP装置、プロービングマシン、ポリッシュ・グラインダ、ダイシングマシンなどが含まれています。
精密測定機器事業が26%で、三次元座標測定器や、X線CT装置、表面粗さ・輪郭形状測定機などを取り扱っています。
東京精密の将来性
ここからは、東京精密の将来性について紹介します。
東京精密の将来性①:半導体プロセスの複数工程で強み
東京精密は、半導体プロセスの複数工程で強みを持っていることから、将来性が高いと言われています。
東京精密はCMP装置、プロービングマシン、ポリッシュ・グラインダ、ダイシングマシンなど、前工程、後工程にまたがって様々な半導体製造装置を取り扱っています。特にプロービングマシンは東京精密と東京エレクトロンがシェアを2分しており、東京精密が非常に強い領域です。
半導体製造装置は非常に参入障壁が高い領域であることから、半導体プロセスの複数工程で強みを持つ企業は珍しく、半導体業界の市場成長の恩恵を複数の領域で受けることができる東京精密は将来性が高いと言えます。
東京精密のように将来性の高い企業は、半導体業界に多数存在します。半導体業界に転職を検討されている方は半導体Jobエージェントにお問い合わせください。半導体業界に精通したキャリアアドバイザーがあなたのご希望に沿った求人をご案内します。
東京精密の将来性②:技術シナジー
東京精密は、事業間の技術的なシナジーをうまく活用していることから将来性が高いと言われることがあります。
自社が持つ精密測定機器事業の計測技術を半導体製造装置に展開することで、より精度の高い加工や検査が可能となっています。
例えば、ダイシングマシンに非接触測定技術を搭載して、ダイシング後の加工形状プロファイルを正確に検出する装置を開発しました。
業界で唯一「計測技術」を持つ半導体製造装置メーカーとして、ユニークな製品を提案できる東京精密は将来性が高いと言えます。
東京精密の将来性③:積極的な設備投資
東京精密は積極的に設備投資を行っており、将来性が高いと言われることがあります。
2023年7月に稼働が始まった飯能工場は、ウエハプロービングの生産キャパ拡張を目的に建てられました。
また、2025年度稼働予定の名古屋工場はグラインダ中心の生産体制になることが予定されています。
飯能工場は129億円、名古屋工場は100億円の設備投資となります。世界的な半導体需要の拡大に向けた投資をしっかり行っている東京精密は将来性が高いと言えます。
東京精密の勤務地
東京精密の勤務地を見ていきます。
半導体製造装置事業は、八王子工場や飯能工場がメインとなります。精密測定機器事業は土浦工場と古殿工場で事業を行っています。
東京精密は関東圏で働きたい方におすすめの企業です。
東京精密の年収
東京精密の平均年収は802万円です。日本人の平均年収は461万円であることから、非常に高い給与水準であることが分かります。
平均勤続年数は10.2年、平均年齢は39.2歳です。これらのデータは本体採用の1,200人のデータとなります。平均勤続年数が他社と比較して短い理由としては、新規採用に非常に力を入れているためと考えられます。実際、東京精密の離職率は4.0%と低い値となっています。
平均年収は年々増加傾向にあるため、今後の東京精密の将来性を考えると、年収の面からも期待できる企業です。
東京精密の採用情報
東京精密の採用情報を見ていきます。
東京精密は新卒採用だけでなくキャリア採用にも積極的で、2023年度は入社者の4割がキャリア採用者でした。
20代30代の若手層だけでなく、40代50代もバランスよく採用していることが分かります。幅広い年齢層において、前職でのスキルを活かせる環境が用意されていると言えます。
今後さらなる成長の期待がされている企業のため、選考のハードルは確かにありますが、しっかりとした準備ができていれば十分に転職が可能な企業といえます。
まとめ
今回は東京精密について紹介しました。
いかがだったでしょうか?
「前職の経験を、将来性のある企業で発揮したい。」
「年収が高く、自分の頑張りに報いてくれる企業に行きたい。」
そういう方はぜひ東京精密への入社をご検討ください。
また、最先端の技術を取り扱っている企業は、求人情報を公開してしまうと、社内のどこにリソースを集中しているか分かってしまうため、ほとんどが非公開求人となります。
具体的な求人情報を知りたい方は、半導体業界特化の転職エージェントである半導体Jobエージェントにお問い合わせください。
半導体業界は技術分野が多岐にわたるため、業界を深く知ったエージェントが強みを発揮する分野です。
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