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日本を代表する精密部品メーカーであるミネベアミツミを紹介します。M&Aを積極的に活用して事業領域を着実に伸ばしていることでも有名です。
半導体関連企業であるJASM(TSMC熊本)の年収、ディスコの年収、レーザーテックの年収に関する記事は以下記事で解説していますので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。
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ミネベアミツミの企業概要

ミネベアミツミの設立は1951年で、東証プライム市場に上場しています。
売上高は1兆4,021億円です。
事業内容は、ベアリング、モーター、半導体部品などの精密部品を扱っています。
従業員は83,886人で、長野県軽井沢に本社があります。
ミネベアミツミの業績

ミネベアミツミの業績を見ていきます。上図に売上高と営業利益の推移を示します。
年々順調に売上を伸ばしていることが分かります。なんと11期連続で過去最高売上高を更新しており、企業規模を拡大し続けている企業です。
直近の営業利益率は5.2%です。
ミネベアミツミの歴史

ミネベアミツミの歴史を紹介します。
1951年に東京都板橋区において、日本初のミニチュアベアリング専門メーカーとして、日本ミネチュアベアリングが設立されました。1964年に軽井沢工場に当時最新の機械設備を導入するとともに、海外の技術者から指導を受けたことで、技術レベルが劇的に向上していきました。
一方で、事業領域がベアリングに依存している危機感から、1973年にはモーター事業を開始するなど、事業の多角化、そして海外進出を進めていきました。国内外のM&Aも積極的に行い、技術者獲得や生産能力増強を推し進めていきました。
2017年には半導体も手掛けていた電子部品メーカーのミツミ電機と経営統合し、ミネベアミツミに社名変更しています。
事業セグメント売上高比率

ミネベアミツミの事業セグメント売上高比率を上図に示します。
セミコンダクタ&エレクトロニクス事業は、半導体デバイス、光デバイス、機構部品、電源部品などを扱っており売上の36%を占めています。
モーター・ライティング&センシング事業は、電子デバイスやHDD用スピンドルモーター、ステッピングモーター、DCモーター、ファンモーター、車載モーターなどを手掛けており、26%となっています。
アクセスソリューションズ事業は、キーセットやドアラッチ、ドアハンドルなどの自動車部品や産業機器用部品が主な製品で、売上高比率は23%です。
プレシジョンテクノロジーズ事業は、ミネベアミツミの源流であるボールベアリングや航空機用のネジなどを手掛けており、15%を占めています。
非常に多岐に渡る精密部品を取り扱っているため、特定の業界の景気に左右されない点は、ミネベアミツミの強みです。
ミネベアミツミの将来性
ここからは、ミネベアミツミの将来性について紹介します。
ミネベアミツミの将来性①:シナジーを最大化させる事業ポートフォリオ

ミネベアミツミは、シナジーを最大化させる事業ポートフォリオを持っているため、将来性が高いと言われることがあります。
成長戦略として掲げている8つのコア事業のことを8本槍と呼んでいます。具体的には、ベアリング、アナログ半導体、モーター、アクセス製品、センサー、コネクター/スイッチ、電源、無線/通信/ソフトウェアの8つの領域です。
特にアナログ半導体は近年優先順位の番付が変更され、ベアリングの次の2本目の槍に変更されました。
これらのコア技術をそれぞれ組み合わせて新製品を創出するという意味を込めて「総合部品メーカー」ではなく、「相合(そうごう)」精密部品メーカーというワードを自ら掲げています。相合とは、社内のあらゆるリソースを掛け合わせて相乗効果により新たな価値を創造するという意味で、シナジーを強く意識した企業文化があると言えます。
ミネベアミツミの将来性②:積極的なM&A

ミネベアミツミは、積極的にM&Aを行い企業の成長を加速させていることから、将来性が高いと言われることがあります。
ミネベアミツミでは、1970年代から積極的にM&Aを活用して企業成長してきました。
上図の売上高の推移を見ると、特に2009年から社長を務めている貝沼社長によって、M&Aでの成長を一気に加速させている様子がうかがえます。
貝沼社長はハーバード大学ロースクール出身の国際弁護士で、法律に明るく交渉好きを公言されている方です。長年M&A交渉の先頭に立たれており、買収先企業を見る目を養ってきました。
今後も積極的にM&Aを推進して、シナジーを活かした事業運営がされることを考えると、ミネベアミツミの将来性は高いと言えます。
ミネベアミツミの将来性③:半導体事業を強化

ミネベアミツミは、半導体事業を強化していることから将来性が高いと言われることがあります。
前述した通り、近年8本槍戦略の番付変更が行われ、アナログ半導体が2本目の槍に格上げされました。
2017年のミツミとの経営統合から始まり、2019年にはアナログ半導体メーカーのエイブリック(旧セイコーインスツルの半導体事業)を買収(344億円)し、さらには2024年に日立パワーデバイスの買収(推定400億円)と、半導体デバイスメーカーの大型M&Aを立て続けに行っています。
これらの半導体事業の技術を活かして、既存のモーター制御や電源制御などに活用したシナジーも期待できます。
このように半導体事業を強化しており、既存事業との相乗効果も期待できるミネベアミツミは将来性があると言えます。
ミネベアミツミの勤務地

ミネベアミツミの勤務地を見ていきます。
本社は長野県の軽井沢にあります。
工場などの拠点は全国各地(長野、群馬、神奈川、静岡、鳥取など)にあり、仕事に集中できる環境が整っています。
また、関連会社の拠点を含めると、こちらに示した地域以外にも多数存在します。詳細を知りたい方は半導体Jobエージェントまでお問い合わせください。
ミネベアミツミの年収

ミネベアミツミの年収を見ていきます。
ミネベアミツミの平均年収は727万円です。日本人の平均年収は461万円であることから、非常に高い給与水準であることが分かります。
平均勤続年数は16.5年、平均年齢は45.4歳です。
これらのデータは本体採用の4,713人のデータとなります。
また、月平均残業時間は4.8時間と少ないため、ワークライフバランスを考えた働き方ができる企業と言えます。
ミネベアミツミの採用情報

最後にミネベアミツミの採用状況について見ていきます。
ミネベアミツミのキャリア採用比率は非常に高く、2022年は61%、2023年と2024年は58%でした。
今後さらなる成長の期待がされている企業のため、選考のハードルは確かにありますが、しっかりとした準備ができていれば十分に転職が可能な企業といえます。
まとめ
今回はミネベアミツミについて紹介しました。いかがだったでしょうか?
「前職の経験を、将来性のある企業で発揮したい。」
「年収が高く、自分の頑張りに報いてくれる企業に行きたい。」
そういう方はぜひミネベアミツミへの入社をご検討ください。
また、最先端の技術を取り扱っている企業は、求人情報を公開してしまうと、社内のどこにリソースを集中しているか分かってしまうため、ほとんどが非公開求人となります。
具体的な求人情報を知りたい方は、半導体業界特化の転職エージェントである半導体Jobエージェントにお問い合わせください。
半導体業界は技術分野が多岐にわたるため、業界を深く知ったエージェントが強みを発揮する分野です。
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