新光電気工業は将来性ある?半導体パッケージに強み

新光電気工業は将来性ある?半導体パッケージに強み

今回は、長野県に本社を置き、半導体パッケージに強みを持つ新光電気工業を紹介します。

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    新光電気工業の企業概要

    新光電気工業の企業概要

    新光電気工業は1946年に設立されました。東証プライム市場に上場しています。

    売上高は2,100億円です。

    事業内容は、半導体パッケージの開発・製造を行っています。

    従業員は5,553人で、長野県長野市に本社があります。

    新光電気工業の業績

    新光電気工業の業績

    新光電気工業の業績について見ていきましょう。

    直近の売上高、営業利益の推移を示しています。

    世界的な半導体需要の高まりを受け、特に近年は好調な業績が続いています。

    直近の営業利益率は11.8%です。

    日本の製造業の営業利益率の平均は4%と言われているため、かなりの高収益企業です。

    新光電気工業の歴史

    新光電気工業の歴史

    新光電気工業の歴史を紹介します。

    1946年に家庭用電球の再生事業を目的に設立された長野家庭電器再生所が、新光電気の前身です。

    1959年には、富士通株式会社の資本参加による資金を元に半導体分野への事業展開を進め、トランジスタ用ガラス端子などの製造をスタートしました。

    1969年にはリードフレームの取り扱いを開始。量産のキーテクノロジーである金型技術を習得するため、富士通株式会社へ技術者の派遣などを行いながら、現在までつながる技術の蓄積を進めました。

    事業セグメント別売上高比率

    事業セグメント別売上高比率

    新光電気工業の事業セグメント別の売上高比率です。

    プラスチックパッケージが61%、メタルパッケージが35%となっており、半導体パッケージの総合メーカーとして様々なタイプの製品を供給しています。

    特に、高性能半導体向け部品のフリップチップタイプパッケージは、後程説明するように新光電気工業として非常に力を入れている分野です。

    半導体パッケージとは?

    ICチップを外部と電気的に接続する機能や、外部環境(衝撃やほこり、湿度など)から保護する部材。

    また、半導体パッケージではないですが、セラミック静電チャックも新光電気工業の強みの一つです。

    セラミック静電チャックとは?

    エッチング装置やCVD装置の半導体製造装置に用いられており、電気的な力でウエハを吸着させる部品。ウエハ表面に接触しないため、物理的に固定する方法と比較して、傷やダメージが少ないことがメリット。また、ウエハ全面を均一に吸着できるため、熱を均等に伝えることができる。

    新光電気工業の将来性

    ここからは、新光電気工業の将来性について説明します。

    新光電気工業の将来性①:高い市場シェアと成長性

    新光電気工業の将来性①:高い市場シェアと成長性

    新光電気工業は、急速に成長を遂げるパッケージ基板市場の中で高い市場シェアを持っています。

    パッケージ基板の市場シェアは、世界シェア2位で15%を有しています。

    特にハイエンド向けは、イビデンと新光電気工業の日系企業2社で70-80%のシェアを有しており、「新光電気とイビデンがなければサーバ用プロセッサが作れない」と言われるほど高い技術力が世界中で評価されています。

    また、パッケージ基板の市場成長は、年成長率11%で成長することが予想されており、2022年に151億ドルだった市場規模が、2028年には290億ドルにまで拡大すると見込まれています。

    このように、成長著しい市場において、高い市場シェアを確保している新光電気工業は、非常に将来性の高い企業であると言えます。

    新光電気工業の将来性②:成長分野への積極的な投資

    新光電気工業の将来性②:成長分野への積極的な投資

    また、新光電気工業は成長分野への積極的な投資を行い、旺盛な半導体需要に対応しようとしています。

    2025年までに新工場の建設などで1,580億円の設備投資を行う旨を発表しています。

    高性能半導体向け部品のフリップチップタイプパッケージで1,400億円を投じて、生産能力を5割増強するとしています。

    また、セラミック静電チャックの製造能力を引き上げるために180億円を投資するとしており、生産能力を2倍に高める予定です。

    このように、半導体需要に応えるための将来の投資も積極的に行っていることから、新光電気工業は将来性が期待できると言えます。

    新光電気工業の将来性③:グローバルな事業展開

    新光電気工業の将来性③:グローバルな事業展開

    新光電気工業はグローバルな事業展開を行っており、海外売上比率は87%です。

    特に、売上高の27.3%がIntel向け、12.6%がAMD向けとなっており(2022年度)、先端半導体を取り扱う大手メーカーから高い信頼を得ています。

    新光電気工業の勤務地

    新光電気工業の勤務地

    新光電気工業の国内拠点を見ていきます。

    本社・工場・開発拠点は長野県と新潟県にあります。

    車通勤がメインのため、満員電車のストレスなく仕事に集中することができます。

    また、子育ての環境も整っており、共働き世帯も安心できる手厚いサポート体制も魅力的です。

    新光電気工業の年収

    新光電気工業の年収

    新光電気工業の年収を見ていきましょう。

    新光電気工業の平均年収は688万円です。日本人の平均年収は461万円であることから、非常に高い給与水準であることが分かります。

    実際、長野県の平均年収ランキングを見ると、新光電気工業は3位となっており、年収の面でも期待できる企業です。

    採用情報

    採用情報

    最後に新光電気工業の採用状況を見ていきます。

    キャリア採用を積極的におこなっており、2022年は新卒採用が148人に対して、キャリア採用は305人が入社しています。

    キャリア採用比率は67%であり、前職でのスキルを活かせる環境が用意されていると言えます。

    今後さらなる成長の期待がされている企業のため、選考のハードルは確かにありますが、しっかりとした準備ができていれば十分に転職が可能な企業といえます。

    まとめ

    今回は新光電気工業について紹介しました。

    いかがだったでしょうか?

    「前職の経験を、将来性のある企業で発揮したい。」
    「年収が高く、自分の頑張りに報いてくれる企業に行きたい。」

    そういう方はぜひ新光電気工業への入社をご検討ください。

    また、最先端の技術を取り扱っている企業は、求人情報を公開してしまうと、社内のどこにリソースを集中しているか分かってしまうため、ほとんどが非公開求人となります。

    具体的な求人情報を知りたい方はぜひ半導体Jobエージェントにお問い合わせください。

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